金持ち父さんのPC選び


《賢いパソコン選び》
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1. デスクトップかノートか?
今からパソコンを買い求めようとしている皆さんの中にも、「デスクトップパソコンにしようか、ノートパソコンにしようか」と悩んでいる方がおられると思います。私は断然、デスクトップパソコンをオススメします。その理由を、以下に簡単に述べてみます。

☆デスクトップの方が断然安い
同じ性能なら、デスクトップの方がノートよりも確実に安くなります。その差は、10万円にもなることも! この差は、かなり重要です。

☆ノートを持ち運ぶ機会は、意外に少ない
ノートを持ち歩いてモバイルする人はほとんどいません。せいぜい、家の中で部屋を移動するぐらいです。メール程度なら、携帯電話があれば十分です。モバイル環境を具体的に必要としているビジネスパーソンなど、必要としている人以外はデスクトップで十分です。

☆画面が大きく、キーボードも使いやすい
デスクトップなら、広いモニタで仕事ができます。キーボードもサイズが大きいし、テンキーも最初から付いているので、仕事がしやすいのです。

☆機器の増設など、機能の拡張が簡単
デスクトップなら、PCI カードでの機能の拡張が簡単。ノートでUSB ハブなどを使うと、結局は、机のスペースを消費してしまいます。

☆肩がこらない
ノートはかがんだ姿勢で扱うことが多くなるので、肩こりが悪化します。私も経験者! 自宅に帰ってきてからも、肩を酷使することはないでしょう。

最近は、高性能のA4ノートを「デスクノート」として使い、持ち歩かないユーザーも多いようです。これこそ、ノートであっても、デスクトップ的な使い方こそが主流だということの証明ではないでしょうか。

《結論!》
悩んでいるのなら、デスクトップで決まり! です。




2. どのパソコンを買えばいいのか?
デスクトップパソコンにしようか、ノートパソコンにしようか決めても、どのパソコンを買えばいいのか全然、分からないという方がおられると思います。 無駄なお金を使わない賢いパソコンの買い方を教えましょう。

☆オーバースペックなパソコンは買わない
パソコンで何をするのか、使用目的を絞り込んで必要としている機能だけを持ったものを買いましょう。その機能を、いつどう活用するつもりなのか明確でない場合は、その機能は不必要な機能です。

将来の事を考えて、スペックの高いパソコンを買うというのは、無意味です。
将来は、もっと安くてもっと高性能でもっと簡単なものが登場しています。

では、必要な機能と言われても分からない、という人は、メーカーがもっとも力を入れる、コストパフォーマンスの高い中位機種でOKです。

《スペック(仕様)の目安としては》


OS Microsoft Windows XP Home Edition
CPU 2.0GHz
MEMORY
(メモリー)
512MB
HDD
(ハードデスク)
100GB
光学ドライブ CD-R/RWドライブ R書込x48倍速
ネットワーク 10BASE-T/100BASE-TX


☆型落ち品を買わない
特にOSバージョンアップによる型落ち品(今ならWindowsMeなど)はやめましょう。 たとえ、バージョンアップ無料券が付いていても、どんな困難にもめげずバージョンアップをやり遂げる自信のある人以外は避けた方が無難です。 また、メーカーのサポートの打ち切り、中古市場の価格下落なども速く、損です。

☆使い勝手を重視
キーボード、タッチパッド、液晶画面など、人とのインターフェースを重視します。 特にノートの場合は交換できないのでもっとも重要です。キーボードとタッチパッドは必ず、納得するまでさわりましょう。自分に合っているかよく分からないときは、他のメーカー・機種と比較してみて下さい。

液晶画面は斜め横や上から覗いて見て下さい。色が薄くなったりしてませんか?また、マウスを素早く動かしてみて下さい。ポインタが見えなくなってしまったりしませんか?コントラストははっきりしてますか?色はきれいに見えてますか?ひどい液晶の場合、最悪、眼精疲労につながります。


☆付属ソフトは、あくまでおまけ
マイクロソフトOfficeをのぞいて、他のソフトはあくまでおまけです。使えるシロモノだったらいいな、ぐらいに思いましょう。 自分がよく知っているソフトが付属していて、それがあるから買うんだ!という場合以外は、ソフトは、ふーん、と眺めるだけで十分です。パソコンの付属ソフトは一般発売のパッケージ版に比べ機能制限がある場合もあります。

パソコンの購入を検討する時に、パーツ名や機能などを聞いても良くわからず、いったい何を基準にパソコンを選んだら良いの?といった方も多いと思います。お店の店員さんに勧められるまま買ってしまったという方も多いのでは? あなたのパソコンの使用目的に合わせて最適なパソコンを購入するほうが無駄に高額なパソコンを選ぶことも無く、賢い買い物だと思います。

《結論!》
パソコンは使用目的に合わせて購入する! です。


3. 買い物は平日の午前中にゆっくりと!
パソコンは金額的に高い買い物です。
使用目的に合ったスペックが決りましたら、価格.comなどの価格比較サイトで、ほしいと思うパソコンのおおよその値段を調べておきましょう。購入希望機種は複数の候補を考えたほうがよいです。
目的の機種と予算が決まったら、お店に行ってみましょう。
いまなら、簡単にネットで購入できますが、ネットで購入される場合でも、パソコンの経験が豊富でない人は、
店頭でパソコンを確認しましょう。実際のパソコンの大きさやモニタのうつり具合などは店頭でないと分かりませんし、キーボードやマウスの操作感は、体験しなければ判断できないからです。

☆店員さんに余裕がある時間に
お店に行くのは、お客の多い週末は避け、平日の午前中に行きましょう。平日は店員さんにも余裕があるので、ゆとりをもって接客してくれます。

とはいっても、週末だけのサービスを行っているお店もありますし、平日はどうしても不可、ということもあるでしょう。せめて、お客が多くなる午後2時以降は避けた方が無難です。


☆質問は遠慮しないで!
最近のお店のほとんどは、お客の側から尋ねないと相談には応じてくれません。店員さんに聞く時は、文字通り「遠慮なく」が大事です。「こんなことを聞いて恥ずかしくないかな」などと思ってしまう必要はありません。

また、店員さんと販売支援員を間違えないように気をつけましょう。販売支援員は、メーカーが派遣してくる人材ですので、特定のメーカー製品についてしかサポートしないのがふつうです。「いいPCありませんか?」と、販売支援員に大ざっぱな質問をしてしまうと、その派遣元メーカーのコーナーに案内されるだけです(販売支援員はそれとわかる名札と、メーカー名の入った制服を着ています)。すでに購入メーカーを決めている場合は別ですが、「質問は店員さんに」が原則です。


《結論!》
パソコンは高価な買い物。
納得いくまで質問し、納得して購入!


4. スペック(仕様)用語解説

☆OS(オペレーティング・システム)
パソコンを動かすための基本ソフトです。ソフトウェアとハードウェア・ソフトウェアとソフトウェアの間で動作し、それぞれの橋渡しの役割をしています。 代表的なOSには "Windows (ウィンドウズ)"、"Mac OS (マック オーエス)" などがあります。
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☆CPU(Central Processing Unit)
パソコンの頭脳でパソコンの処理スピードを決めるパーツです。 CPUによりパソコンの価値が大きく左右されます。
処理スピードが速いか、遅いかは一般的にクロック周波数で決まる。つまりこの周波数の数値が大きい方がスピードは速い。(正確にはCPUに搭載されている外部クロックや2次キャッシュの容量も関係する)
パソコンの総合性能は必ずしもCPUの動作周波数だけで決まるものではありませんので、無闇に高性能なCPUを選ぶ必要はありません。 インターネット・メール程度の使用用途ならばどのCPUを選んでも問題ないでしょう。 インターネットが出来て、ビデオ編集が無理なくこなせる場合は、2.0GHz以上のあった方が良いです。
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☆メモリ(MEMORY)
頭脳(CPU)が働くための作業場所です。
CPUが直接交渉できるのはメモリだけなので、メモリの性能がパソコンの作業スピードに影響を及ぼします。容量小さいと、CPUは足を引っ張られ、低速な処理しかできないようになります。インターネットをしながらCDを作成したりオフィス系ソフトを同時に使用したりなど、複数のソフトを同時に開いて作業する事が多い方は512MB以上をおすすめします。

DDR SDRAMには、容量だけでなく、PC2100といった英数字があります。 これは帯域幅のことを表しており、この数字が大きければ速いです。また、PC2100はデータ転送量が266MHzなのでDDR266と表すこともあります。 もうひとつ注意点として、メモリにはCL値(例・CL=2.5)なるものがあります。これは「CAS Latency」の略でデータの読み書きの遅延時間をあらわします。 これはCAS Latencyがそれぞれ2クロック、3クロックかかることを示しています。この値が小さいほど動作速度が速いことになります。 よって、CL値が小さいもののほうが性能は上なのです。
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☆HDD(ハードディスク)
パソコンのOS・ソフト・ファイルを格納しておく保管場所。メモリーはパソコンの電源を切るとデータがなくなってしまうが、HDDは電源を切ってもデータは残っている。スペック表では「○○GB(ギガバイト)」となどと表記されています。数字が大きいほど多くのデータを保存できます。
また、UltraATA 100という表記がある場合、この100は1秒に100MBのデータ量が転送できること示しています。7200rpmはディスクの回転数のことで、この値が大きいとディスク内のデータの読み書きが速い。
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☆光学ドライブ
CDやDVDからデータの読み込み・保存などを行うパーツです。
CD
記憶容量
700MB
CD-ROM CDの読み込み専用
CD-R CDに1回だけ書き込める。データの消去や書き換えは出来ない。
CD-RW
(メモリー)
CDに何度も書き込み・消去・書き換えができる。
DVD
記憶容量
4.7GB
DVD-ROM DVDの読み込み専用
DVD-R DVDに1度だけ書き込める。データの消去や書き換えは出来ない。
DVD+R DVDに1度だけ書き込める。データの消去や書き換えは出来ない。
DVD-RW DVDに何度も書き込み・消去・書き換えが出来る。
DVD+RW DVDに何度も書き込み・消去・書き換えが出来る。
DVD-RAM DVDに何度も書き込み・消去・書き換えが可能。PCとの親和性が高い。

現在DVD-R/RWとDVD+R/RWの2つの規格があり,DVD-RWと+RWは互換性がありません。 以前は+RWのみ、もしくは-RWのみ読み書き可能な光学ドライブが多かったのですが、現在では一部の廉価モデルを除いてほとんどのメーカー製パソコンが+RWも-RWも読み書き可能な「DVDスーパーマルチドライブ」を搭載しています。
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☆マザーボード
パソコンの中心となる基盤です。全てのパーツはこの基板に接続され、制御される。マザーボードの種類により対応するCPUやメモリなどが違ってくる。製品差はCPUの種類によって左右されます。基本的に、CPUが速いものを装着できるマザーボードはそれぞれの部品との相互交渉もスムーズにできます。何故なら、マザーボードには外部クロックというものが存在し、これが高くなければ高性能CPUが乗せれないからです。
また、マザーボードにはBIOSというパソコンの心臓部があり、ここで様々な認識を行います。


☆キャッシュメモリ
CPU内部に設けられた高速な記憶装置です。
CPUはデータをメモリから読み込んで処理します。しかし、CPUに比べてメモリの速度が追いついていないので、CPUに待機時間が生じ、本来の性能が出しきれなくなります。 その問題を解決するためにキャッシュメモリがあります。 キャッシュメモリはCPUから近い順に1次キャッシュ、2次キャッシュと言います。 CPUに近いものほど高速ですが、そのぶん容量が小さい。逆に2次キャッシュは遠いので低速だが、容量は大きいです。 CPUはまず 1次キャッシュへアクセスし、最近使用したデータを素早く処理し、次に2次キャッシュにアクセスし処理します。


☆チップセット
マザーボードの基板のハードウェア心臓部にあたります。 チップセットの多くは「ノースブリッジ」と「サウスブリッジ」の2つで構成されています。 ノースは、CPU、メモリ、ビデオカードなどの動作を統括管理しています。端的にいうと内部処理的な作業はこちらでします。 サウスは、HDD、光学ドライブ、LAN、PCIなどの動作を統括管理しています。端的にいうと外部に関する作業はこちらになります。 ハードとチップセットをバスで繋いでいます。

☆外部クロック(FSB)
CPUとメモリー、チップセットの間を接続する共通路の転送速度。簡単に言えばパソコンの作業テンポを表す。表記されている値が大きいほど高速に動く。 システムバスクロックはマザーボードとCPUで値が決まる。

☆ビデオカード(グラフィックカード)
高速に画面表示が必要な処理を行うのに役立ちます。 CPUでデジタル処理された情報をディスプレイ環境に合わせて調整しますので、画面表示の速度と品質がこの部品で決定します。

☆LAN CARD
ネットワーク用の機能を持ったパーツ。ADSLなどのケーブルの差込口がある。 現在は100BASE-TX/10BASE-T準拠のものが主流。10BASE-Tは毎秒10Mビットのデータを通信できる。 100BASE-TXはその10倍の量のデータを通信できる。(いずれも理論値) また、ケーブル不要のワイヤレスLAN機能があるLAN CARDもある。
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